現在、あなたには「夢」はありますか?

小さい頃は大きくなったら「○○になりたい」「△△がしたい」など、さまざまな夢を語っていた子供たちも大人になった今、かつての夢をあきらめてしまったり、そもそも「自分の夢が分からない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は夢とは「何か」。そして、その「夢を叶えるシンプルな方法」についてご紹介していきます。

人生の質を上げる~夢のすすめ~

冒頭でも聞きしましたが、誰かに突然「現在のあなたの夢は何ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか?

この質問にはっきりと答えられる方は、今後夢を叶えて幸せな人生を送る可能性が高いかもしれません。
しかし、この質問に答えることができずに、「夢はありません」とか「自分の夢が分からない」という方は一度ゆっくりと時間をとって、真剣に自分の夢について考えることをおすすめします。

もちろん、夢を持たないことが必ずしも悪いというわけではなく、夢がなくても毎日が楽しくて幸せと感じている方も多いでしょう。ただ、夢を持つことによって、今の楽しい毎日がもっと楽しくなって、より充実した人生になることは間違いないでしょう。

夢とは何か

では、そもそも夢とは何でしょうか。
そして小さい頃は沢山の夢を語っていた子供たちが、なぜ大人になるにつれて夢を失っていくのでしょうか。

まず、夢とは何かについてですが、夢とは「将来的に実現させたいと思っていること」のことをいいます。
言い換えれば夢とは、「将来的に達成したい目標」になります。

多くの人が夢を失う理由

夢とは、「将来的に達成したい目標」といいましたが、実際には多くの人が「あなたの夢は何ですか?」と聞かれたら「お花屋さんになりたいです」とか「野球選手になりたい」といった「職業」を答えてしまいます。

もちろん、将来の夢としてなりたい職業があることはとても素晴らしいことなのですが、「夢=職業」と捉えてしまうと、職業という狭い枠組みで夢を考えることになり、その枠組みから漏れた人は夢をあきらめざるを得なくなります。

また、そもそも世の中にどのような職業があるのかが分からない学生や社会に出たことがない未成年といった、社会経験の少ない若い世代の人達は特に、やりたい仕事が分からなかったり、なかなか夢が見つからないという状態に陥りやすくなります。

そもそも今まで学生だったのにいきなり就職活動の段階になって「やったこともないのに一生をかけてこの仕事をやりたい」と考えることの方が難しいですし、もしも「これがしたい」ということがあったとしても、やってみて自分が思っていたことと違った場合は夢を失って悲惨なことになってしまいます。

つまり、無意識のうちに「夢=職業」と考えることで「夢をあきらめたり」「自分の夢(将来なりたい職業)が何か分からない」という人たちが多くいるのではないでしょうか。

夢の見つけ方

それでは一体どうしたら夢を持つことができるのでしょうか。
それは「夢=職業」という考えを一度捨てて「夢=将来やりたいこと」と考えることです。

「夢=将来やりたいこと」そんなの分かっているという方も多いでしょう。
しかし、先ほども述べたように無意識に「夢=職業」と考えている人が多くいるのも事実です。

そこでもう一度、頭をクリアな状態にして本当に将来やりたいことを考えてみて下さい。

最初は難しいかもしれません。コツとしては自分が好きなことや将来的ではなくても、今やりたいこと・やってみたいことなどを思い浮かべてみると夢が出てきやすくなります。

そして、その好きなことややりたいことを出来るだけ具体的にしていきます。

野球が好きな人の場合

例えば「野球が好き」という場合、「夢=職業」と考えていると将来の夢は野球をしながら収入を得られる「プロ野球選手」一択となってしまいます。(ほかにも野球のコーチや指導者といった選択肢があるかもしれませんが、ここではプレーヤーとして例えています)

プロ野球選手を目指すということは、非常に狭い競争の中にさらされるということです。

もしもあなたが、その競争に勝ち残っていけるのであればそれで良いのかもしれませんが、自分の実力に限界を感じて最後には夢をあきらめてしまう方も多いのが現実です。

そこで野球が好きなのであれば、プロ野球選手になるのではなく、視点を変えて「好きなだけずっと野球をしていられる環境に身を置くことができる状態を作る」ことも一つの方法ではないでしょうか。

そうすることで「野球チームのある会社に就職する」「働きながら草野球チームに所属する」「昼は野球をやって、夜働ける職場に就職する」もしくは「残業がない(短い)会社を探して夕方に野球を楽しむ」「休日出勤のない会社に所属して休日に野球を楽しむ」など、選択肢が大幅に増えてきます。

また、プロ野球選手を目指しながらプロになれなかった場合の選択肢として「野球チームのある会社に就職する」といったように第2・第3の選択肢を作っておくことも可能です。

お金持ちになりたい人の場合

また、「お金持ちになりたい」といったような漠然とした夢を持っている方の場合は、「そのお金を使って何をしたいのか」というように、その夢の内容を具体的に書きだしていくといいでしょう。

例えば、お金持ちになって「好きな時に自由に海外旅行に行きたい」というのであればノマドワーカーなどの場所を選ばない働き方を探してみるのも一つでしょう。特に近頃はリモートワークも盛んになってきているため、仕事の内容や会社との交渉によっては、今の仕事を続けながら海外に行き、本当に必要な時だけ帰国して出社するということも可能かもしれません。

海外旅行ではなく、お金持ちになって「いい車や洋服が欲しい」というのであれば、「どれくらいの年収があれば、その車や洋服を購入しながら余裕を持った生活ができるのか」を計算し、「その年収を稼げる職業を探してその職業に就く」または「副業や投資など、必要な金額を稼ぐ方法を考える」といったように考えると良いでしょう。

夢の叶え方~小さな目標と期限を決める~

夢(将来の目標)が決まったら、今度はその夢を叶えていく番です。

夢を実現させる方法はいたってシンプルで、目標(夢)を実現する過程において小さな目標を立てていき、それを一つ一つクリアしていくということです。

さらにダラダラ先延ばしにならないように目標には期限を決めておくことも重要です。

例えるならば、現在東京にいるとして、1ヶ月後に「北海道(夢:最終目標)に行きたい」という目標を設定したのであれば、徐々に北上して10日後には福島県に、さらに10日後には青森県に行くといった小さな目標を設定していきます。

そうすることで10日後にまだ栃木県にいた場合はペースを上げてみたり、道に迷ってしまった場合は再度地図を見直して(小さな目標設定の見直し)、次の目的地までのルートを修正していきます。

実践例:好きな時に海外旅行に行けるようになりたいという夢の場合

もしもあなたの夢が「好きな時に海外旅行に行けるようになりたい」であれば、先ほど述べたノマドワーカーになることも一つの手です。

しかし、仕事をせずに完全に自由な時間のなかで海外旅行を楽しみたいというのであれば、その夢をいつまでに達成させるか「期限」の設定と、「お金」「時間」「(一緒に旅をする)仲間」など必要なものを書き出していきます。

すると「10年後に仕事を引退して、好きな時に好きな人と海外旅行をしたい」とより具体的な夢になってきます。

さらに10年後に仕事を引退して好きなだけ海外旅行をするには、お金がいくらくらい必要かを調べて、10年以内にそのお金を貯めるにはどうしたらいいかを考えます。
すると月々いくら貯金が必要か、今の状態を保てればいいのか、それとも副業や投資など副収入を得る必要があるのか、職業自体を変える必要があるのかなど、戦略も具体的になってきます。

 

また、仲間に関しても現在あなたの周りにいる仲間と旅に出たいのであればその仲間と話し合いながら目標達成に向けて戦略を立てていく必要がありますし、新しい仲間と出会いたければそういった仲間が集いそうなサークルやコミュニティに顔を出してみたりSNSで気になる人をフォローしてみたりするのも良いでしょう。
同じような志を持った人たちの集まりであれば、夢を実現するための情報も集まりやすくなるので、さらに夢の実現速度がUPするかもしれません。

このように夢を具体的にして、その中で将来的にこうなりたいから、「今はこれをやっておく必要がある」、「その次にはこれが必要」と段階的に目標を決めておくことで夢に近づいていることが実感できますし、誤った道に進んでしまった場合、途中で軌道修正も行い易いのでおすすめです。

まとめ

今回の記事をまとめると、まず「夢がない」「自分の夢が分からない」という方が多いのは、「夢=職業」と考えてしまう方が多いからではないでしょうか。

「夢=職業」ではなく「夢=目標」と捉えることで、必ずしもやりたいことで収入を得る必要はなく、「やりたいことをやるためにどうしたらいいのか」ということに気づいて、具体的な戦略も立てやすくなります。

そして、夢を叶えるためのシンプルな方法としては、夢というゴール、そしてそれをいつまでに達成するかを決めたら、ゴールの途中途中に小さな目標を立てて一つ一つ着実にクリアしていくということです。(小さなゴールにも期限をつけましょう)

そうすることで、現時点で自分と夢(目標)の間の距離感が測れて次に行う行動がわかりますし、間違った方向へ行った場合の軌道修正も行い易くなります。

つまり、夢は食べていくため・生活していくための手段ではなく、目的であること。
そして、目的は具体的にすること・期限を決めることで、その目的を達成するための手段・方法が見えてきます。手段・方法が見えてきたらそのなかにも指標となるような小さな目標を作り、一つ一つクリアしていきます。

さいごに

冒頭で夢がないことは悪い事ではないと述べましたが、夢を持つことで人生をコントロールして、より充実した生活を送りやすくなります。

例えばあなたがもし、「○○に行きたい」という明確な目標を持っていた場合と、目標がなく、なんとなく流されながら毎日生活している場合を考えてみて下さい。

目標地点を決めた場合は、まっすぐそちらの方角に向けて最短距離で進んでいくことができます。
そして小さな目標を定めることで途中誤って斜めに進んでいたり、反対方向に進んでいた場合、またその地点から軌道修正を行うことができます。

しかし、明確な目標がなかった場合は、運に任せてたまたま良い方向に向かえばいいのですが、同じところをぐるぐると回っていただけで、人生を振り返ったときに「気がついたら全く進んでいなかった」ということにもなりかねません。

人の人生はそれぞれですが、せっかく長い時間をかけてこの記事を読んでいただいたのなら、もう少しだけ時間をとって、ゆっくりと静かな場所で自分の夢について考えてみるのはいかがでしょうか。

きっと人生にも張りが出てきて、活き活きとした毎日が訪れることでしょう。
そんな前向きなあなたをみて、沢山の人も集まって自然と運気も上昇してくるかもしれません。

素敵な夢をみつけて、あなたの人生がより豊かなものになるようお祈りしています。